技術が主役のファッションを提唱するMIZEN、 日本橋高島屋S.C.に期間限定POP-UPイベントを開催
デザインと反物の自由な組み合わせお選びいただけるオーダー会も開催
伝統と革新を融合したラグジュアリーブランドMIZENは、10月30日(水)から11月5日(火)まで、
日本橋高島屋S.C. 本館2階サロン ルシックにて、期間限定のPOPUPイベントを開催いたします。
会期中は、MIZENの最新コレクションをはじめ、定番アイテムを多数取り揃えております。
また、11月1日(金)から4日(月・休)までの期間は、オーダー会を開催。
MIZENがご用意したデザインとお着物の反物の自由な組み合わせをお選びいただき、
お客様だけの特別な一着をお仕立ていたします。
MIZENは、日本の伝統技術を主役においた新しいファッションの形を提案するプロジェクトです。
デザイナーが中心となる現在主流のヨーロッパのファッションとは異なり、
技術を活かすためのデザインを追求し、
上質な織物と洗練されたデザインで幅広い世代のお客様にご支持をいただいております。
この機会にぜひ、MIZENの世界観をご体感ください。
《MIZEN POPUP EVENT》
会期: 2024年10月30日(水)~11月5日(火)
営業時間: 午前10時30分~午後7時30分
場所: 日本橋高島屋S.C. 本館2階 サロン ルシック 東京都中央区日本橋2-4-1
オーダー会: 2024年11月1日(金)~4日(月・休)
*ディレクター寺西と、デザイナーMolly(モリー)が終日材店し、組み合わせなどのご提案を致します。
内容: MIZENのデザインと反物を自由に組み合わせて、着物をお仕立ていただけます。
お取り扱いアイテム
2024年後グッドデザイン賞受賞「スクエアケープ」日本の伝統技術と現代技術の融合。
MIZENのKIMONOニットシリーズは、ファッションの範囲を超える唯一無二の存在です。
「リンキング」と呼ばれるニットの仕上げに使われる特別な縫製で、生地端の処理の美しさに徹底的にこだわっています。
洗練された印象のハイゲージニットと着物素材を組み合わせることで、美しいシルエットを実現。
職人の中でも特に熟練された技術を持つ者の手から生まれるKIMONOニットスクエアケープは、
1着に数日をかけて完成する希少価値の高い日本の高度な技術を凝縮させた逸品です。
この他にも、スカート、ストールなど、MIZENの世界観を体現する様々な商品を取り揃えております。
MIZENについて
日本が世界に誇る「着物」は、作り手の価値を纏う者が理解する素晴らしい世界
「デザイナー」と「技術者」のどちらも「職人」という言葉で包括されます
一方「ファッション」は、デザイナーがピラミッドの頂点に立ち、
彼らの世界観を実現させるために職人の技術が消費される世界
そこで定義された現在主流のラグジュアリーは、格差を前提としたステータス重視の考え方です
これはファッションの中心地であるヨーロッパの歴史的・文化的背景に沿って
築かれてきたルールなのです
日本にはたくさんの豊かな「手仕事」が現存します それらをもっと輝く存在にしたい
ならば、デザイナー中心のルール下に押し込むのではなく、
技術者が主役となる新しいファッションの形を独自に作り上げるべきなのではないでしょうか
「デザイナーのための技術ではなく、技術のためのデザイン」
「手仕事」の存在は、人と人との関係がますます希薄になる時代において、
作る人と使う人をつなぐ精神的な次世代のラグジュアリー
MIZENはこの理念に共感する仲間を集めるプロジェクトなのです
《お客様からのお問い合わせ先》
MIZEN カスタマーサポート
Tel.+81(0)3-6427-7586
mail:store@mizenproject.co.jp
《広報に関するお問い合わせ》
宅 間 頼 子
Tel.0 9 0 - 7 2 1 1 - 4 0 5 7
mail: takuma@apollochar.com
COLLECTION
MIZEN
「余白を楽しむプロジェクト」
A Project to Interpret the Unseen
MIZENは 目に映る美しさの奥に広がる産地の風土や歴史 職人の技術 そして生き様といった『余白』こそが我々の作品の本質的な価値であると考えています。
現代のファッションは 瞬間的で視覚的な刺激が重視されるがあまり過度なスピードが求められています。
その加速された消費の世界では本来時間をかけて丁寧に仕上げられるべき手仕事が評価の舞台にすら立つことができません。
伝統技術の衰退は我々一人ひとりが無自覚に求めている『欲望の速度』によって引き起こされているのです。
だからこそ私たちはそのスピードを緩めたときに見えてくる新鮮で豊かな世界を作品を通じて提示したいと考えています。
MIZENが目指す道は現代の流れに逆行する 静的で悠然とした美の在り方への挑戦かもしれません。
しかし日本にはかつて「余白を楽しむ」という価値観が確かに存在していましたそれはものの奥に潜む物語や気配を自ら感じ取り想像し心を満たす行為であり日本人が長い歴史の中で培ってきた美意識でもあります。
私たちは 現代の人々が忘れかけているこの感性を日本各地に点在する伝統技術とともに再び呼び覚まし世界へと届けていきたいと考えています。
そしてその余白に自ら気づき 埋めていく過程に喜びや幸せを感じられることこそが物質的経済的なラグジュアリーとは異なる精神的な新たなラグジュアリーの在り方だと信じています。
MIZENは「余白を楽しむプロジェクト」として日本の伝統技術を「ブランド」として昇華させるために職人たちの手仕事とその奥に眠る物語を洋服という形にのせ新たなラグジュアリーの可能性を問い続けていきます。