近江ちぢみの仕上げ加工の要がちぢみの加工です。夏の衣料にはできるだけ涼しさが求められます。
生地が直接肌と接することよりも、生地に凸した形状のシワをつける事により、
衣類と肌との間に空気を通すことでより涼しさを感じることができます。
手仕事による揉み込まれたシワ形状は、見た目にも清涼感の演出になります。

また、シワになりやすい素材にあらかじめちぢみ加工を施すことで、お召し後のシワがあまり気にならなくなります。
ちぢみ加工を長く楽しんで頂く為にもアイロンはスチームアイロンで当て布の上から中温で軽く押さえる程度にして下さい。